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宗家杯~ラストです~

笑顔2

4月から担当しましたこのブログもようやく最後のページになりました。
当初、宗家杯の総合プロデューサーとして、大会に役立つことは何でもやってやれってことでスタートしました。
ちゃんと最後まで書き続けられるか?なんて考えたこともありますが、自分で決めた期限をオーバーしても書いてしまいました。

宗家杯には全力で取り組ませていただきました。おかげでいい夏の思い出ができました。
海外からも参加する大きなイベントでしたから、途中色々なことがありました。今となれば笑い話ですが、「もう、辞めた(`ヘ´)」ってこともあったんです。それでも最後まで走り続けることができたのは、協力いただいたスタッフのみなさんと特に玉城会長、箕輪先生の頑張る姿、宗家先生の励ましがあったからです。

宗家杯に関わるうえで自分独自のテーマを決めていました。
「参加した子供たちに感動を与えることが俺の使命だ」って思っていました。動きながらいつもそう思っていました。その思いがなければ6月に開業したお店とは並行して頑張り通せなかったでしょう。

ある時その思いを突き詰めてみると、カナダのロバート先生に行き当たりました。私にとっての「宗家杯」の原点は、20年前、バンクーバーで開催された大会に参加したときに受けた感動にあります。
初めての海外、ホームステイ、カナダの兄として面倒みてくれたロバート先生とその仲間のおもてなし。
彼等から得た最大の財産は「見返りを期待しない優しさ」でした。
その後ずっと今でも影響受けている教えです。

私は、20年前に受けた恩を返したくって必死に宗家杯の成功を目指したんだなぁって思いました。彼の生徒を感動させたかったし、日本人は優しいって思って欲しかったんです。

rob.jpg

でも、彼は恩返しなんか期待してなくって今回もまたたくさんの優しさを生徒と一緒に私にくれて、カナダに帰っていきました。

人生における人との係わり方を考えれば、空手もその一手段にすぎません。しかし、空手によってそれを掘り下げるなら、空手の価値も重みを増すでしょう。

4か月半、お付き合いいただきましてありがとうございました。

最後に、このブログを通じて私が伝えたかったこと。
それは『人が人を想う心の大切さ』です。
そして後輩たちよ、強くなれ!強くなれ!強くなれ!
                                     
仲村                                 
                                    

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宗家杯~祭りのあと⑦~

宗家杯の開催から2週間が過ぎました。
大会後は、なんとなく気が抜けてしまってました。もうそんなこと言ってられません。頭を切り替えて次のチャレンジに向かう準備をしなければ。

本当は宗家杯で経験したこと、感動したこともっともっと書きたかったのですが、ここら辺で区切りをつけたいと思います。いっぱい頑張ったのにここに登場させられなかった人、ごめんなさい。

それにしても今回初めてやってみたのですが、ブログって不思議ですね。誰に向けてというでなく、でも伝えたい思いはあって、それを書いてたら、ちゃんと届いてて。

大会会場で、今村先生のご家族にお会いすることができました。お礼を言われて、あの時は書いた方がいいのかどうか迷ったんですが、書いて良かったなぁって。気持ちが通じて、心がじーんって不思議な感じでした。

個人組手で優勝した村上君に「ブログ読んでます」って言われて、それだけでもうこいついいやつだなぁって思ったり(笑)

ファーストドラゴンに来てくれた東京の直真塾の生徒さんともブログのことで話しが弾んで「あの内容が良かったです」とか、楽しくなりました。

ロシアにいた頃、現地の人たちとすごくいい関係を構築できて今でも仲良しでいます。何でそれができたのだろうって考えたことがあるんです。
あの頃は、よく自分の考えを周りの人に話してたなぁって思いました。
正直に照れることなく真面目に思いを伝えてたなぁって。
だからこのブログも同じような姿勢で向き合ってきました。

次の更新で最後になりそうです。

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宗家杯~祭りのあと⑥~

私が選んだベストバウト(最高の試合)!
siai (3)

大会のハイライト、団体組手では佐々木監督率いる日本選抜チームが優勝し、空手母国日本の面子を保ってくれました。
それにしても日本チーム強かったですね。強すぎて全試合においてヒヤヒヤしなかったではないか(笑)

その日本チームを引っぱった主役が“濱田隼人”と“村上正和”。
そしてこの二人は個人組手決勝の覇を競ったライバルでもありました。

宗家杯において、私が選んだベストバウトがこの両雄の個人組手の決勝戦です。すばらしい内容でした!
二人とも決勝に勝ち上がるまでの試合が良かったから、当然その戦いには期待が高まりました。
私、濱田君(琉武塾)はよく知っていたけれど、村上君のことはあまり知らなかったんです。しかし、途中色々見ていた試合の中で、段違いに強くていい組手するなって注目した選手がいて、それが村上君でした。

siai.jpg

久しぶりにワクワクしながら、コートの近くまで寄って行って試合を観戦しました。
試合始め!で睨みあう二人。すぐには動かない。
気持ちのぶつかり合い、間のせめぎ合い、そんな攻防があっていざ動いたら電光石火。飛び込む身体と同時に交差する上段突き。
容赦のない攻撃と緊張感でバチバチと火花が散る中、静と動の武道的美学が見てとれた本当にいい試合でした。

そして勝負が決まり、礼をした後、勝利した村上君が濱田君に寄っていって両手を握りしめました。後で知ったんですが、この二人学生時代からの先輩・後輩の関係らしいんです。
siai (2)

元々、男の友情とか好きで映画でもそんなシーンがあるとすぐに涙してしまう私は、この光景に胸を打たれました。歴史は繰り返すではないが、田中先輩と自分、そして後輩の佐々木君と同じようなことがあったなぁなんて思いながら、こっそりステージの裏で感動の涙を拭いました。

海外の選手にも手本になるような、いい試合見せてくれた二人には心から「ありがとう!」です。


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宗家杯~祭りのあと⑤~

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照明を浴びる表舞台が試合会場とすれば、舞台裏は宗家杯実行委員会と称した運営スタッフの動きになるでしょう。今回、本格的に舞台裏に徹してみてその労力の大きさは、選手が試合に懸けるエネルギーに匹敵、いやそれ以上のものだと感じました。

そんな舞台裏にも宗家杯(裏の宗家杯になるかな)をプレゼントしたい人物がいます。
大会会長を務めた「玉城盛光」です。

ずっと身近で見ていましたが、宗家杯開催に向けてよく動かれました。
会長職という運営のトップとして一番汗を流していました。
また本人はもとよりご家族全員を動員して大会準備にあたられました。
特筆すべきは御嬢さんの濱田美香子さん。本大会ですばらしいアナウンスを務めながら試合にも出場し、個人形で優勝。
所属する琉武塾(玉城塾長)は、団体形で優勝。玉城克巳君も個人形で入賞するなど生徒さんもたくさんのメダルを獲得しました。

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玉城会長の素晴らしさは、誰よりも一心に千唐流を愛している、その姿勢にあります。その思いが伝わるからこそ周りの人も動きます。
かく言う私もそうです。今年3月の終わり頃、もう全力で宗家杯の準備に取り組まなければならない時期、総本部で会うたびに痩せて行く玉城会長の姿がありました。宗家杯準備に係る心労と業務でヘトヘトにやつれていました。その頃は、宗家杯開催に関してはマイナス要因ばかりだったのです。玉城会長はそんな不安と必死に戦っているように見えました。
大変なはずなのに決して弱音を吐かず、常に笑顔で接してくれました。
謙虚に誰の話しにも耳を傾けます。
その姿を見て、私はこの人が任期中に開催される宗家杯は何としても成功させなければならないって思いました。

「竜一さん、腹を据えて本気でやりましょう!」そう言って玉城会長に両手を握り締められた時に私の中で「プロジェクト宗家杯」は本格的に始動したように思います。
宗家杯は、決して一人の力でできることではありませんでした。
しかし、一人の燃える情熱があったからこそ多くの人が動いたのだと思います。

大会終了後、カナダのロバート先生の生徒達は明日帰るという夜もFirstDragonを訪れてくれ一緒に時を過ごしました。 玉城会長も駆けつけました。
最終日ですから何時になっても帰ろうとしません。時計の針が3時を回ってようやく解散になりました。彼らを福岡空港まで見送るために、玉城会長と私が宿泊先のホテルに集まったのは5時40分です。そこから互いに車を運転して空港まで送り届けました。

玉城会長は、宗家杯のコンセプトとして「心の交流」をかかげました。
そしてその思いを最後まで全うする姿は、千唐流の仲間として誇らしいものでした。


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宗家杯~祭りのあと④~

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宗家杯 ~SOKE CUP~
今回の宗家杯、この杯(CUP)にはお金をかけました。
宗家杯を受賞するには、組手と形の双方で入賞しなければなりません。
日頃からどちらの練習にも力を入れねばなりませんし、大会においても倍のエネルギーを必要とします。
それに何といっても本大会における頂点です。
だからそれだけの価値を評価して、高価な杯を選びました。

【第10回宗家杯の受賞者】
男子:グレン カーク(Glen Kirk):種田道場(CANADA)
女子:ミシェル タネダ(Michelle Taneda):種田道場(CANADA)
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男女どちらも頂点を制したのはカナダの種田道場の生徒さんでした。
種田道場(カナダ)・・・そうです!8月4日付けのブログ「驚きました!」で紹介したホテルのロビーを雑巾掛けしていた道場です。
この種田道場の結束力、礼儀正しさ、どこに行っても高評価でした。
そしてみなが口にしたのが「日本人よりも日本人らしい」

しかしこの日本人らしさ、今の日本にどれだけ残っているのでしょう?

礼儀正しい振る舞いと道場の和を重んじ、そして強さを示した。
本来の日本の良さを逆輸入された形です。
私は、今回の選手団の中で最も多くの外国人選手を率いて来日し、すばらしい道場の在り方を見せたクリス種田先生に最大の敬意を表します。

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宗家杯~祭りのあと③~

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昨日18時過ぎ、KKTの番組テレビタミンで「千唐流空手」が取り上げられ放映されました。
養成館の水野マーク先生を追いかける形の映像(タイトル:異国からきたサムライ)でしたが、先に開催された世界大会の模様や練習風景などあって千唐流空手の魅力が存分に伝わる構成になっていました。

子供の頃、いじめにあっていたマーク少年が空手によってそれを克服したこと、武道の心を日頃から忘れないように努めていること、またカナダのお母さん、日本人の奥さんと子供も出てきて、番組を見ていた多くのお母さんが「うちの子にも空手を習わせたい」といった感想を持ったことでしょう。

千唐流の良さを捉えたとても好意的な番組作りがなされており、宮崎先生を通じてご協力いただきましたKKT報道局の緒方さんに心から感謝申し上げます。
緒方さんとは、今回色んな場面でお会いしました。一緒に宗家杯を盛り上げていただいたと思います。
本当にありがとうございました。

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※この日放映された動画をこのページで見ることができるように近日中
 アップしますので、お楽しみに!

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宗家杯~祭りのあと②~

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二日間に渡って開催された千唐流国際大会『宗家杯』
「成功だった」と言える一番の理由は、海外から多くの選手が参加したことにあったと思います。
宗家杯が開催された前後、熊本市の街中で「外国人が異常に多く見られて驚いた」といった声を聞きました。

大会開催前、一昨年起きた千唐流組織内の問題と円高の影響で、海外からの大会参加は極端に減るのではないかと懸念の声があがっていました。今年初めの頃は、下手したら50名を下回るのではといった声が主流になっていました。
その不安のせいで大会開催の意欲が低下してはいけないと、「例え一人でも海外からの参加があれば国際大会としてしっかり取り組もう」って言ってました。
大会を迎え、いざ蓋を開けてみると本当に多くの参加者が海外から熊本を訪れ、運営側の心配を大きく裏切ってくれました\(~o~)/

この成功を呼び込んだのは、宗家先生の精力的な海外渡航による広報活動にあったのです。
昨年後半と今年と地球を何周したかというくらいの距離を飛びこえて、海外支部周りをされました。
あまり苦労話はされませんが、宗家先生にも大会開催に対する危機感があったはずです。体力的にも楽な旅であったはずがありません。
それでも大会成功に向けたけた並々ならぬ思いがあったから直接海外の先生、生徒達と会い、指導を通じて大会参加への思いを伝えてこられたのだと思います。
その行動の結果、私達スタッフの予想を超えた多くの参加者数が得られました。

直接会って思いを伝えること。国は違っても大切なんですね。

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宗家杯~祭りのあと①~

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~宗家杯を通じて感じたことを書いてしまわなければ、
このブログは終われない。それがこのブログに対するケジメと感謝だと思っています~

ベスト4を懸けた甲子園の組合せがあり、私の母校九州学院は明日の第1試合に決まりました。
甲子園・・・テレビ放映があり、多くの人が熱狂します。
私は、物心ついたときから武道一筋でしたので、こういった人気のあるスポーツには、ひがみやライバル心がありました。
同じように努力しててどうしてこんなに人気に差があるのだろう?
学生時代、女の子にもてるのはサッカー部やバスケット部などの爽やかスポーツ系で、剣道部は防具が「臭い」、そんなイメージ。女の子にキャーキャー言われることなんて皆無の世界でした。

今でも「スポーツ系に負けるか」の思いはあります(笑)
だからでしょうか、宗家杯の中に甲子園にもけっしてひけをとらないドラマを探し出してしまうのです。

以前、このブログにも登場した大阪から参加の黒田パパ。勝利に涙してました。子供の影響で40代目前に空手を習い始めて、頑張って頑張って、息子と同じ大会にマスターズの部で出場して、初勝利!「やりましたぁ」って顔を真っ赤に感激していました。
どれだけの思いと緊張で挑んだ試合だったか知ってた私も感動が飛び火して心から「おめでとう」を言いました。

輝竜館の岩下選手(38歳)、彼も初出場でした。
相手は頭一つ分は裕に超えるカナダの大型選手。体格とキャリアの差は歴然で、勝利を期待することは難しい組み合わせでした。
しかし、岩下君、試合開始から一歩もひかず前に前に攻めます。叩き落とすようなパンチを何発浴びても怯みません。上段蹴りが頭部にヒットしてぐらついたあとも引きません。相手選手が動揺して、その分攻撃は激しくなります。何発もパンチを食らいました。リアル「ロッキー4」です。
負けはしましたが魂みせる岩下君の攻めに本当見ていて胸が熱くなりました。
試合の後、彼が言ったんですが、「試合を見に来ていた息子に伝えたいことがあったんです。決して引かない自分を見せたかった。」って。
男ですよね。

30代、40代の普通のおじさんたちも青春した『宗家杯』。
まだまだたくさんのドラマがありました。

引き続き書いていきます。



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大会終了!

宗家杯が終わりました。
関係した多くの方々に感謝致します。
それから遠くから参加した方々にあらためて感謝致します。

会場で「ブログ読んでます」と嬉しい声をありがとうございました。

まだ海外からの選手が残っており、現在もフォローに務めています。
その意味では、まだ終わった気がしません。

本日が、このブログの担当期限ですが、やはりきちっとした感想を書いてからでないと終われませんね。
その時間ができるまで、しばしお待ちくださいませm(__)m

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驚きました!

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「これ何だかわかりますか?」玉城会長から見せられた携帯の写真。
宿泊ホテルのロビーを拭き掃除しているのは、クリス種田道場(カナダ)の生徒さんです。
公園に出て行う朝の練習から戻ってきた時に、みんなの汗が床に落ちるので、一番若い生徒さん達がそれを拭いているのです。
もちろんホテル側に言われてしているのではありません。種田道場の躾として自主的に行っているのです。
ホテル側によれば「みんな礼儀正しく感心してます」と、ひじょうに評判がいいそうです。

武道としての躾(教育)がきっちりとなされていること、それが海外の道場で成されていることに深く感動するとともに、日本人として恥ずかしい気持ちになりました。はたして日本でここまで徹底した躾が行われている道場がどれだけあるでしょう?

日本人が美徳とする精神性は、日本だけを見ていてはわかりません。
そして実践しなければ、残していこうと伝承しなければ、在ることさえ分からなくなります。今の日本がそうです。

日本がお手本に!との思いを砕かれるくらい衝撃の出来事でしたが、それで挫けてる場合じゃありません。

日本の心を見せるのは私達です!

競うのは、試合だけでなく精神性(こころ)もです。

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